低い温度でゆっくりと

  • 2011.08.26 Friday
  • 00:20
何があったわけでもなく、ずんと落ちるわけでもなく、ただなんとなく低いところで滞っている。
こんな時はいつまでも低空飛行が続く気がしてしまうけれども、時間が解決してくれると信じてじっとしてやり過ごすしかない。

停滞期には池澤夏樹の文章が沁みるなー。しんとしていて大きくて、でも繊細で。今まで『スティル・ライフ』にどれほど救われたか。




それと、エッセイが読みたくて色々購入。河出文庫から『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』。でも装丁がアレじゃなくて少しさみしい。続編の『東京の空の下〜』も出てた。
でも読みたい読みたいと思うわりに全然ページがすすまない。私は併読派なんだけれど、いまホントに読みかけばかりが増えちゃってもやもや。消化して整理しないと。



* * * * * * * *

図書館主催の古本市で、さだおの丸かじりシリーズあるだけ買った。一冊50円なり。さだおラヴ。
そういえば前に図書館でさだおの本が料理レシピの棚にあってビックリして友達に写メした。

遠くで、だれかが歌う声

  • 2011.08.08 Monday
  • 20:40
本屋で欲しいものだらけでクラクラしていたら目に入ったモンキービジネス最新号。
帯の「インタビュー小沢健二」に大反応して持ってた本全部売り場に戻してあわてて買う。


あー。あの夢みたいな日からもう一年以上経ってしまったのね。

おざわくんがいなかったら、今の私はちょっと違った私だったと思う、ってほど影響された高校時代。音楽も本も。オースターとかアーヴィングを読み始めたのもそうだし、三島由紀夫レター教室も。

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これ欲しい。出所したテロリストの話。かなり面白そう。

ベルンハルト シュリンク
新潮社
発売日:2011-06

でも、来月はマキューアンの新刊『ソーラー』がでる。こっちはなんと太陽光発電で一儲けをたくらむノーベル賞科学者の話。これまたすんごい面白そう。

ほんと、同じ紙質同じ装丁で新潮クレスト文庫だしてくれ。買うから。

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それと、この間何かで向田邦子を特集した番組を見て以来、向田邦子が水羊羹について書いたエッセイが読みたくてたまらない。早く買いに行かないと。たぶん『眠る盃』だと思うんだけど。

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