マルセル

  • 2012.08.16 Thursday
  • 17:08


これ、読みました。あー!あー!おもしろかったー!!
読み終わるのが惜しいと思ったのって久しぶりかも。

予想できない方法でわたしは姿を現し、生き返る。遺された取材ノートから知った、ロートレックの名画『マルセル』盗難事件。1968年、嵐吹き荒れた時代の不可解な事件を、父はなぜ追い続けたのか。謎に導かれるまま、新聞記者・千晶は、東京から神戸、京都、パリへ…。実在の未解決事件をテーマに恋愛小説の名手が贈る芳醇な「絵画」ミステリ。



確か週刊ブックレビューの通常放送の最終回がこの『マルセル』の特集だったような。中江さんがこの本に出てくる「おりおさん」がステキだと言っていて、高樹さんが「私はこんな男の人いやです〜」なんて笑っていたのが妙に記憶に残っている。
私はといえば、ヒロイン(あえて主人公じゃなくヒロイン)の千晶に感情移入しちゃって、もうほんと千晶!頑張れ!ふんばれ!しあわせになれ!!
と、ずっと思って読んでいた。

そして、おりおさんおすすめの京都のねぎ焼きがものすごく美味しそうだった。
・・って細かいところも良かったけど、軸になる絵画盗難事件と千晶の父親の過去の話も読み進むとどんどんとスケールが大きくなって行くので、楽しくてしょうがなかったです。

なんだか色んなことが詰まってふくらんで、読み終わったらおなかいっぱいな感じですが、とにかく読みやすくっておもしろかったなあ。

* * * * * * * * * *

仕事で、今までやっていなかったことに挑戦中。げきむず。職場が変わったわけではないんだけど。頭がついていかぬ。自分に出来るのか不安いっぱいだが、しばらく使っていなかった脳の分野を使っているような気がむんむん。

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